こんにちは。トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。私は学生の頃はずっと彼もいなくて、また生理痛に悩まされたことも無くて、婦人科に通うことも妊娠するまで無かったので、低用量ピルに出会うこともありませんでした。以前に、旦那さんが当時高校生だった妹に、毎日ちゃんとピルを服用することの大切さを話している姿を見て、私も娘を守る方法をしっかりと理解して、娘に伝えられるようにならなければいけないと深く反省しました。
8月15日、もっとキレイの女性ホルモン塾に参加して、ピルに関しての蓮尾豊先生のお話が非常に興味深かったので、一部シェアさせて頂きますね。(1行目は蓮尾豊先生のお言葉で、⇒は私の見解です。)月経の回数は、50回程度だった昔と比べて、今では480回程度(約10倍!)に増加。それによって子宮への負担が増えて、婦人科系の疾患も増加してきているそうです。だからこそ、これからは月経をコントロールするという感覚がヘルスリテラシーの1つになるのでしょうね。
① 低用量ピルが承認されたのは、世界で最も遅い国。北朝鮮よりも遅かった。
⇒ 使用率のグラフにて、日本は下から2番目。日本の使用率は限りなくゼロに近いんですね、北朝鮮と同様に。
② 平成28年度14歳以下の妊娠266名。その内、出産46名。
⇒ 他人事ではないですよね。避妊の情報を知り、与えることは子供たちを守ることに繋がるんですね。
③ 低用量ピルは避妊目的だけではなく、生活の改善薬として、自身のメリットを理解することが大切。
⇒ 受験の時、海外旅行の時はもちろん、バースコントロールに、月経周期を調整することで生活や人生の質は高まりそうですね!
④ 低用量ピルを服用していることは、自身のカラダと向き合っているヘルスリテラシーの高い素晴らしい人だという意識が大事。
⇒ これは本当に大事なことですよね。私たち母世代の意識が変わっていくことが大切なんですね。
そこで、娘のヘルスリテラシー(健康を決める力)を高めるためには、まず『かかりつけの婦人科医を持つこと』が大切だと思います。生理が落ち着いたら、一度娘を婦人科に連れていくことで、娘の未来は明るくなると感じています。そして、娘が中学生或いは高校生になったら、娘の婦人科医と相談して、低用量ピルを娘にすすめたいと思っています。蓮尾豊先生、素晴らしいお話をありがとうございました。
恥ずかしい、良くわからないよりも、大切なこととして、妊娠や避妊と母娘で向き合うことって大事ですね。娘たちに寄り添う姿勢。時代の変化とともに、私たち母世代の意識も変わっていくことで、娘たちももっと健康でハッピーにあることでしょう。
※資料は全て、蓮尾豊先生のレクチャーより。蓮尾豊先生(産婦人科医師、あおもり女性ヘルスケア研究所所、日本産婦科医会特別会員)
※低用量ピルは、婦人科でしっかりと子宮などの状況を診て頂いてから、カラダに合ったものを処方して頂くことが大切だと思います。