2020.09.25 -
In ウーマンエンパワーメント
子どもの幸せのために、親がやるべきたった一つのこと
皆さんこんにちは、トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。今月公表された、ユニセフの子どもの心の幸福度ランキングでは、先進国38ヵ国中、日本の子どもは37位。とても悲しいですよね。子どもがこの結果ということは、大人もこれより良いわけはなくて、大人が変わっていくことが大事ですね。では、今私たち親ができることは何でしょうか?
体の健康は1番なのに、心の幸福度は最下位クラス
ユニセフの報告は以下の通りでした。
日本の「子どもの幸福度」の総合順位は20位でした(38カ国中)。
この総合順位は、以下の3つの分野を総合した順位です。
- 精神的幸福度:37位(生活満足度が高い子どもの割合、自殺率)
- 身体的健康:1位(子どもの死亡率、過体重・肥満の子どもの割合)
- スキル:27位(読解力・数学分野の学力、社会的スキル)
心の幸福度をアップするには
学生向けの講義で、心が満たされるために大切な3つのことをお話してきました。
- 目標や好きなことを持とう ⇒目標意識を持ったり、好きなことを楽しむのが重要
- 自己肯定感を高めよう ⇒自分は価値のある人間だと思える能力が大切
- 自己効力感を高めよう ⇒自分ならできるという自信が大事
親が在るように、子供は成長する
こういった子供たちへの情報も大事だけれど、大人が実際に行動で示すことって一番影響力がありますよね。では、親ができることはなんでしょうか?ある学校を経営されている方に子育ての秘訣をお伺いしたところ、大事なことはたった一つだったことに気づかされました。「あなたがあるように、子どもは成長していくの。あなたが心配ばかりしていれば、子どもはそのまま心配性になる。あなたがハッピーなら、子どももハッピーになる。さて、どっちがいい?」
子どもの幸せを願うのであれば、親がまず幸せであることが大切なのですね。そして、幸せは笑顔に溢れるから、やっぱり大人が日々笑顔でいることが子どもを笑顔にする一番の近道なのでしょう。
※ユニセフの報告(原文)はこちらから