こんにちは、トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。いつもトレスマリア ブログを読んでくださってありがとうございます!
“早産や不妊の原因の1つは、膣周りの細菌感染”とは聞いていたものの、立証するデータをみないと安易に発信できないとずっと思ってきました。そして、ひょんなことから出会った製薬会社様が、いろんなことを教えてくださって。
『細菌感染→膣炎→早産や不妊』
という、私たちが今まで具体的に立証できなかった点を、日本産科婦人科学会などの見解を踏まえて細菌感染の研究データとともにクリアに説明してくださったのです。特に初の妊娠ではいろんなお悩みがあり、ホルモンバランスの乱れもあって不安に陥りがちですので、ぜひお役に立てればと思います。
『細菌感染から早産』について。妊娠する前に、歯医者に行くようにってみんな妊活中の女性は慌てて歯医者さんに行きますよね。妊娠したら、虫歯になりやすい環境となり、麻酔や薬が使えない、そして、歯周病からの子宮への細菌感染で早産を防ぐためだと聞きました。
あるデータによると、“歯周病からの細菌感染は10%程度で、妊娠時に歯周病を治療しても早産抑止にはつながらない”(*1)そうです。
一方、“32週未満の自然早産例の約90%で細菌感染が見られる。主な感染症の疾患は、90%が膣から頸管に沿って子宮までのぼって波及する細菌感染”(*2)そうです。
ある歯医者様が、“口腔内とデリケートゾーンの細菌は同じ種類なんですよ”っておっしゃっていたのを思い出して。そして、上から下がってくる細菌よりも、下からのぼる細菌の方が子宮には感染力が強いのですね。
デリケートゾーン(膣周り)の常在菌と健やかにお付き合いをし、雑菌を取り除くことが、早産の抑止に繋がるそうです。
海外では、脱毛の有無に関わらず、欧米、イスラム圏、中国や他アジア諸国でも習慣化されているデリケートゾーンのお手入れ。ニオイ・黒ずみや見た目といった美容というよりは、デリケートゾーンを衛生的に健やかに保つという、女性の健康に関与するものだから、しっかりと定着し、世代を超えて受け継がれていくのでしょう。早産や不妊に関わることであれば尚のこと。
日本では、見た目やニオイ・黒ずみといった美容の観点ですと、“今までトラブルは無かったし、本当に必要なのかしら?”とクエスチョンされる方も多い現状です。でも、なかなか妊娠しない、生理痛がひどい、月経不順、パートナーとの不仲といったトラブルを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
デリケートゾーンのお手入れは、早産の抑止にも。妊活中や妊娠中の女性に、ぜひデリケートゾーンを衛生的で健やかに保つことの大切さを普及できればと思います。お友達やご家族で心当たりのある方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしてくださいね。デリケートゾーンのトピックが、恥ずかしいことから女性の健康を司る大切なことへ。私たち世代がデリケートゾーンのお手入れを取り入れることは、家族や友人、そして次世代のライフスタイルの向上に役立ちます。ぜひ今日からデリケートゾーンのお手入れを初めてみませんか?
『トレスマリア』は、日本発のデリケートゾーンのお手入れブランド。『トレスマリア ソープ』で洗って衛生的に保ち、『トレスマリア ミルク』で潤し健やかに、そして『トレスマリア ミラー』で確認する独自のシンプル3ステップケアです。日本人を対象として、パッチテスト、スティンギング(刺激)テストやアレルギーテストにも合格。妊娠中、産後の女性や乳幼児にも。『トレスマリア』は、健やかに美しく輝く女性を応援します。
(*1) Polyzos NP, et al. BMJ 2010; 341: c7017.
(*2) Jones HE, et al. PLos One 2009; 4: E8205.
記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci