『女の子だから』の無い世界 by バルドゥッチ淳子
こんにちは。トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。「女の子もこれからはちゃんと大学に行ったほうがいいよ」って母から教わって育った私。子供心に「なぜ女の子は違うのかな?」ってとても不思議だったなぁと、先日参加したオランダ大使館主催の『ウーマンエンパワーメント』セミナーで懐かしく振り返りました。『ウーマンエンパワーメント』って何が浮かびますか?カタカナでなかなか難しいですよね。今の日本の状況では、結婚、育児やお仕事を通して、<女性が自分らしく輝くための活動>というのがしっくりとくるのかなぁと思います。
(写真:オランダ大使館主催の『ウーマンエンパワーメント』セミナーより)
主婦という大役
『コカ・コーラの薄井ではなく、専業主婦17年の薄井と覚えて頂きたい!』というあの薄井シンシアさんのパワフルな自己紹介が印象的でした。『専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと』という著書で私は存知あげていて。大手のブランド力をあえて使わずに、主婦業に価値を認め高めることで、主婦を応援しつつ、自己の看板化してしまうというのは素晴らしいことだと思います。ある大学のアンケートで、一番人気の職業は過半数越えで『主婦』だったそうですから意義深いですね。そして女性のお仕事復帰の支援も積極的にされていて。こういった活動によって、女性は非常に勇気づけられますね。そして、男性の意識も高まり、家事や育児をサポートするための社会的なインフラストラクチャーが整って、男女の主婦業や社会活動への意欲も増していくのでしょう!女性からの活動や発信、素敵ですね。
(写真右から:薄井シンシアさん、バルドゥッチ淳子)
女性に優しい日系企業トップ10位
配布資料に『女性に優しい日系企業トップ10位』が公開されていました。化粧品会社、航空会社、製薬会社、、、と並んでいて。私が長い間勤務していた、前職のグループ会社の名前もありました。前職では、女性もアクティブに幅広く活躍していて、子供を1人、2人、或いは3人産んでも復帰するような環境でした。私も娘を産んで7か月目に元のポジションに復帰しましたし、「生理だから遅刻します!」っていう電話が日常でした(笑)。男性の女性に対する理解や配慮は素晴らしかったです。そして女性を守るコンプライアンスも徹底していて周知されていました。その会社を退職して、起業してから、そうではない会社や環境がたくさんあることに気づいた私。オープンマインドで素敵な男性の存在があってこそ、女性の活躍の場や環境は整っていくのでしょう。
(情報: Gender Equality in Japan, Hong Kong & Singapore / Special Report March 2019 by Equileap)
『女の子だから』の無い世界
では、ウーマンエンパワーメント<女性が自分らしく輝くための活動>のために、私たち一人一人が普段できることってなんでしょうか。それはきっと、『女の子だから』という意識を払拭することではないかと思います。女の子だからピアノやバレエにおままごと、男の子だからサッカーや武道にゲーム-これはやがて、『女性は、男性は、こうあるべき』という先入観をもたらすことになるのでしょう。だから、『女の子だから』という先入観を取り除くことで、個が尊重され、平等やオープンマインドの意識は自然に育まれて、自分らしく過ごす環境が整うことになるのでしょう。これがきっとウーマンエンパワーメントへの第一歩。ウーマンエンパワーメントは、家族や友人との愛情によって勇気づけられ、育まれるものなのかもしれません。家族や友人の笑顔が増えるように、今日から『女の子だから』の先入観を捨ててみませんか。
(写真:娘と私の道着)
私やトレスマリアは『ウーマンエンパワーメント』を応援します。
トレスマリア代表
バルドゥッチ淳子
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