中国の常識、日本の非常識のお話
デリケートゾーンのお手入れは西洋では習慣化されていて、アジア諸国、特に中国でもここ20年でかなり浸透しているらしい。デリケートゾーンに悩みやトラブルがある多くの女性が、世界中から来院されているクリニックの先生に、デリケートゾーンの意識に関してお伺いしてみました。
すると、衝撃の一言が!
『日本人のデリケートゾーンに対する意識は、アジア圏でも最低レベル』
ビックリ!!とはいえ、「最低レベル」というのはどうなのかな?というのが率直な感想でした。
理由は3点あって、と話は続く。
① ウォシュレットの発達
② 綺麗な水事情
③ 自分で見る、人に見せる機会がない・少ない
これらによって、日本人女性はデリケートゾーンを美しく保っていると勘違いしているのではないかと。でも実際は、顔と同じように複雑な構造をしていて、アンダーヘアもあり、尿や雑菌が付着しやすく、放っておくと病気になることもあるそう。だから、デリケートゾーンに関しては意識を高め、専用品でのお手入れが必要だという。
そんな最中、上海の知り合いから届いた一枚の写真(上)に愕然としました。上海のドラッグストアの棚一面にそろうデリケートゾーンのお手入れ製品の数々!写真はすべて中国産のもので、輸入品などもっと高価なものをおいているドラッグストアやスーパーもたくさんあるそう。何より『主要都市の中国人女性は、みんなデリケートゾーンを毎日専用ソープでお手入れする習慣がある』というのです。
そこでハッとした私。中国人の日本でのお土産爆買ランキングには、必ず『ウォシュレット』が上位に上がってきます。そして、デリケートゾーン専用のソープで日々ちゃんと洗浄する。デリケートゾーンを清潔に綺麗にしたい、トラブルを回避したい、また綺麗にすることへのステイタス、恋人や夫婦間のエチケットなのでしょうか。
脇毛に関してまだ処理をしていない人もいるんだなーなんて時々思うこともあったけれど、デリケートゾーンを綺麗に保つことに関しては、日本人よりも断然早く取り入れていた中国人。もし雑菌に色があったならば、日本人はどの国民よりも先に取り入れていたお手入れなのかもしれない。
デリケートゾーンのお手入れは、中国の常識、日本の非常識。
日本でもデリケートゾーンのお手入れが大切なお手入れとして常識となるように、私は娘にしっかりと伝えていきたいと思います。
ぜひ今日からデリケートゾーンのお手入れをはじめてみませんか。
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記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci
写真)ササさん
photo by Sasa