こんにちは。トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。最近、妊活中の方からのお問合せをよく頂いて嬉しいです。そこで今日は、赤ちゃんにも深く関わっている常在菌のお話です。妊活中、妊娠中の女性へ、『キイトス』 (vol. 16)の記事を赤ちゃんを守り育む常在菌の記事を紹介させて頂きますね。
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膣内常在菌と赤ちゃんとの関係
膣内に住んでいる菌は、赤ちゃんにも深く関わっている。妊娠中はもちろん、出産するときや産まれてからも大きく影響。妊娠を望む女性は、膣内の常在菌のバランスを健やかに保つように心がけて。
妊娠中は膣内の常在菌が雑菌から赤ちゃんを守る
赤ちゃんがお腹の中にいる間は無菌状態。常在菌が膣内を酸性に保ち、外部の菌の侵入を防いで、子宮内を無菌状態に保っている。
生まれるときに母親の常在菌を受け取る
産道を通るときに、母親の常在菌が赤ちゃんにつく。母親の膣内と腸内の常在菌をしっかりと受け取って産まれてくるのだ。
常在菌が赤ちゃんのエネルギーをつくる
母親の腸内に存在する乳酸菌は、ミルクや母乳に含まれるオリゴ糖をエサにする。赤ちゃんが飲んだミルクは、母親から受け取った乳酸菌が分解して、エネルギーとなる乳糖をつくり出し、赤ちゃんのエネルギーになる。
常在菌の出す抗生物質が赤ちゃんを守る!
母親の膣内に存在する乳酸菌の中には、自ら抗生物質を作り出すものもいる。赤ちゃんは抵抗力がとても弱いもの。出産時にこの菌を母親から受け取ることで、赤ちゃんの腸内に入ってくる病原菌を退治してくれる。
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常在菌って赤ちゃんを守り、育ててくれていたんですね。逆に、妊娠中にカンジタ膣炎になると、赤ちゃんが産道感染する場合もあるって聞いたことがありましたから気をつけたいですね。不衛生や乾燥によって、膣の常在菌のバランスが崩れてしまって、自浄作用が弱くなり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。デリケートゾーンは、専用の優しいソープで洗って清潔に保つこと、そして保湿することが大切です。ぜひ、乳酸菌配合の『トレスマリア ソープ』と『トレスマリア ミルク』をお試しになってみてください。膣の常在菌のバランスを整えて、幸せな妊活やご出産となりますように。