婦人科を定期的に受診していますか?
婦人科系疾患を抱えて働く女性の年間の医療費の支出と生産性の損失を合計すると、少なくとも6.37兆円にもなるとか!(医療費1.42兆円、生産性損失4.95兆円)だから、婦人科に行きましょう、婦人科検診を受けましょうって最近よく聞くようになったのですね。
Q. 婦人科を定期的に受診しているのは全体の何%?
A. 実は、婦人科を定期的に受診しているのは全体の20% (n=2,091)
婦人科を定期的に受診しているのは5人に1人。そして、自分は健康だから定期的に婦人科を受診しないという人が過半数を超えるという。
Q. 婦人科を定期的に受診したことがない理由はなんですか?
A.
・健康なので行く必要がない (53.2%)
・仕事や家庭で忙しくて行く時間がない (23.6%)
・受診するのが面倒くさい (21.9%)
・病院へ行くのが苦手である (16.9%)
・婦人科へ行くのが恥ずかしい (9.9%)
・医師が男性だから (3.0%)
・その他 (4.2%) (n=1,676)
婦人科を定期的に受診している人はたった20%。少子化が騒がれ、6組に1組のカップルが不妊治療を受けているという昨今。婦人科系トピックが、恥ずかしいことから、大切なことへと認識されることが第一歩。それによって、かかりつけの婦人科医をもったり、或いは、定期的に婦人科へ通うことがいつか習慣となるのでしょう。だから今、私たちがデリケートゾーンや婦人科系トピックへの意識を高めることは、家族や友人そして次世代のより豊かなライフスタイルに繫ることでしょう。
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記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci
情報元)日本医療政策機構
source) HGPI Health and Global Policy Institute