乳がん検診や子宮頸がん検診は受診されていますか?私は昨年、あることで再検査が続いて、入院バッグを準備して、それは深刻に家族、友人やお仕事のことを考えた時期もありました(結局大丈夫でした)。検査にひっかかるまでは自分ごととは思えませんが、医師によると女性の皆さん、必ず毎年受診すべきとのことでしたよ。
日本の乳がん検診と子宮頸がん検診の受診率は、他国と比較して非常に低いそうです。上の写真は、乳がん検診、子宮頸がん検診の受診率のグラフ。
乳がん検診と子宮頸がん検診の受診率
日本では約40%。スウェーデン、オランダ、アメリカ、イギリスでは約80%。受診率の高い国では、以下①〜③が実施されているという公的な見解:
①公的な予算による補助
②かかりつけ医がいて、定期的な受診を促す仕組み
③コール・リコールシステムの整備
①は、大小の差はあれ日本でも導入されていますが、②や③は日本はこれからなのでしょうか。でも、本当はもう1つ大切なものがあるのではないかなと私は思って、④を追加して。
④母親から教わることからの意識の高まり
海外では、初潮を迎えるころから、学校や家庭でオープンに話されるトピックであり、母親がかかりつけ医へ娘を連れていくという。婦人科系のトピックを大切なこととして認識し、だからかかりつけ医が必要だよと、母親から娘に伝えていくことはとても大事なことだそう。
婦人科検診の受診率、日本は他国に比べて非常に低かった。婦人科系のトピックが、恥ずかしいことから、大切なこととして認識されることが第一歩。それによって、婦人科検診の受診率もアップすることでしょう。だから今、私たちがデリケートゾーンや婦人科系トピックへの意識を高めることは、家族や友人そして次世代のより豊かなライフスタイルに繋がることでしょう。
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記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci
情報元)日本医療政策機構
source) HGPI Health and Global Policy Institute