こんにちは。トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。今回紹介させて頂く素敵な女性は、美容ジャーナリストの山崎多賀子さん。ご自身の乳癌の経験から、乳癌の啓発の会や乳癌で闘病中の女性に対する支援など、様々な活動を通して女性を温かく見守り、勇気づけている山崎多賀子さん。
昨年5月末に実施したトレスマリアの発表会。最終回にて最後までずっと私を待っていてくださった方がいらして。皆さんへのご挨拶を終えた私が彼女のもとに歩み寄ると、『この会に来て待っていれば、きっとあなたとお話ができると思って』ってにこやかに微笑んでくださった-そんなまっすぐで温かい山崎多賀子さんとの初対面でした。
山崎多賀子さんは、ご自身の経験を踏まえて、デリケートゾーンや婦人科系のお手入れが、しっかりと女性の健康や病気の予防につながるのかに関して、いろんなご質問やお話をしてくださって。山崎多賀子さんのアドバイスのおかげで闘病生活を乗り切れた女性が後をたたないって聞いたことを思い出して、しみじみと納得しました。そんな私は、女性の健康を語るには、自身の経験や知識が乏し過ぎたことを深く反省もして。次回お会いできたなら、もっといろいろなお話ができるようにと、婦人科系の情報や活動を収集し始めたのでした。
そんな矢先、私がある婦人科検診でひっかかり、大きな病院に何度も通うことになって、とうとう入院バッグを用意。山崎多賀子さんの明るく優しくおっしゃった言葉の数々が鮮明によみがえって、私は山崎多賀子さんを想ってとてもポジティブでした。娘や両親には話せない。何かの際は、会いたいですってお電話しよう、そして女性の健康について、私もこれからお役に立ちたいですってお話したいと思った。大変な時に頼れる人がいてくださるという安心感は絶大ですね。(結局私は誤診で、入院することはありませんでした。)
私には関係ないと思っていても、ある日突然訪れること。健康って、自分ひとりのものではなく、大切な人たちのために必要なんだと実感して。見て触れて、自分自身と向き合うこと、そして、婦人科検診をおすすめしていくことの大切さを教えてくださったのも山崎多賀子さんでした。もし、望まない方向に進んでしまったとしても、おおらかで温かい山崎多賀子さんや仲間がいて、きっとみんなでがんばれる。山崎多賀子さんの著書『きれいに治す乳がん宣言!』や様々な『サポート』からも勇気をいただけます。
きっと山崎多賀子さんは、私何か言ったかしら?っておっしゃるのでしょうけれど、そのまっすぐな瞳で発する一言一言から、大きなものを乗り越えての希望、力強さと優しさがいっぱいに溢れていて、私にはとても衝撃的で魅力的でした。山崎多賀子さん、大変な時に支えて頂いて、また、本当に大切なことを気づかせてくださってありがとうございました。山崎多賀子さんのように、私も健やかに輝く女性を応援できるように、がんばっていきたいと思います。
記)バルドゥッチ淳子
written by Junko Balducci