膣周りは体のバロメーター<Nさん20代>
こんにちは。トレスマリア代表のバルドゥッチ淳子です。 11月は子宮頸がん月間。私の母が子宮筋腫の手術を受けたので、私も子宮頸がん検診の際に、普段はしないエコーも追加したら、子宮筋腫が発覚しました。以来、経過観察に半年に一回通っています。子宮頸がん検診を受けるのはもちろん、その際には、エコーもセットで診て頂くと安心です!今回は、『膣周りは体のバロメーター<Nさん20代>』のお話です。
“仕事も結婚も子供も、諦めないといけないのかな、とショックだった”
高校生の時に生理痛がひどすぎて、テストの途中で倒れて、救急車で運ばれた。以来、ピルでコントロールするようになったら、ずいぶん楽になったんです。ピルをまとめてもらうのに適したクリニック、20時までオープンしていてネットで予約が可能、漫画で症状を説明して料金体系もクリアなクリニックなどもあるから、ライフスタイルや症状にあったもので使い分けて通っていて。
でもある時、会社の健康診断でひっかかって、精密検査でもひっかかり、再精密検査でも異常が認められた。コルポ診で、異変細胞を切り取ったんです。「12時の角度行きます<バチン>、3時の角度行きます<バチン>、6時の角度行きます<バチン>と3回に分けて2周して。15分がとても長く感じられて。痛くはないけれど、感じたことのない違和感で気持ち悪かったなぁ。念願の就職をしたばかりなのに、仕事も結婚も子供も無理なのかな~とひどく落ち込んだ。結局がんではなくて、半年に一回経過観察に行くことになりました。
“性病検査は、自分やパートナーを大切にするためのマナー”
自分が病気になって、性教育について改めて勉強し直しました。男性はヒトパピローマウィルスに感染しても症状はほぼ無いらしい。だけれども、女性が感染するととても大変。自分や自分の彼は大丈夫ってみんな思っていると思うけれど、菌は見えなくて、実際感染している人はたくさんいるよ。だから、不特定多数の人とは性交渉しないこと。そして、コンドームをすることが大事。実は、今の彼には、毎月、性病の検査結果を出してもらっているんです。毎月でなくても、付き合う彼には、始めと年に1回は出してもらった方がいいんじゃないかな。私も毎年1回は子宮頸がん検診と性病検査をしています。こういうお話をお友達にしたら、お友達も実は性病経験者だったというケースが本当に多くていつもビックリなんです、それくらい身近なこと。
“デリケートゾーンは、体のバロメーター”
体の不調が、私はデリケートゾーンに出やすいんです。特に、疲れるとヘルぺスができたり、カンジタになる。だから、ちゃんと鏡で見ることが大切だと思う。性病は匂うし、ヘルペスはプツッと腫れていて、カンジタ膣炎は白くポロポロするからすぐにわかりますよ。あっおかしいな、疲れたなと感じる時は、早めに仕事を切り上げて、よく寝るようにしています。また、寝る時に、ランジェリーははかずに、通気性をよくすることがおすすめ。そして、丁寧に洗って、ちゃんと保湿することだと思う!
膣周りは大事だから、自分の体に興味を持つことが大事!子宮頸がん検診はもちろん、性病検査やデリケートゾーンのケアは、自分やパートナーを大切にするためのマナーだと思う。
Nさん、ありがとうございました。膣周り、本当に大事ですね。恥ずかしいより、意識を高く持つことで、健康でハッピーにと思います。子供たちには自身の体を守る方法、そして産みたいときに赤ちゃんを授かる身体づくりを教えてあげることが大切ですね。本当に。
トレスマリア
代表 バルドゥッチ淳子